RSウイルス感染症に引き続き注意しましょう。(5月4日〜5月9日)
RSウイルス感染症の報告数が例年の約10.9倍と依然として多い状態が続いています。
RSウイルス感染症は、年齢を問わず生涯にわたり感染を繰り返す感染症です。発熱や鼻汁などの軽い風邪のような症状から、重い肺炎まで症状は様々です。2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染するとされており、乳幼児が初めて感染した場合は重症化しやすい傾向にあります。特に生後数ヵ月の乳児では気管支炎や肺炎といった重篤な症状を引き起こす場合があるため注意が必要です。ゼイゼイ、ヒューヒューと息苦しそうに呼吸をしている、顔色が悪いなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
また、日頃からこまめな手洗いを心がけ、子供たちが日常的に触れるものは定期的に消毒を行うなど感染予防につとめましょう。