ヘルパンギーナに注意しましょう。(5月17日〜5月23日)
ヘルパンギーナの報告数が先週と比べて増加しており、特に中央保健所管内で流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。
ヘルパンギーナは乳幼児を中心に夏に流行する感染症で、咳やくしゃみ、便などに含まれるウイルスが手やタオルを介して体に入ることで感染します。発症すると突然の発熱、喉の痛み、口の粘膜の水ぶくれなどがみられ、水ぶくれは破れると痛みを伴います。食事や水分をとることが困難になることがあるので、脱水症にならないよう注意しましょう。
また原因となるウイルスは、症状が治まった後でも2〜4週間の長期にわたり便の中に排出されることがあるので、おむつの処理をするときは使い捨ての手袋を使用したり、トイレの後は必ず手洗いを行うなど、二次感染の予防に努めましょう。