流行性耳下腺炎に注意しましょう(8月9日〜8月15日)
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告数が前週の約2.1倍と増加しているため今後注意しましょう。
感染すると2週間から3週間の潜伏期間の後に、耳の下、顎の下の腫れや痛み、発熱などの症状があらわれます。基本的に症状は軽いですが、まれに髄膜炎や睾丸炎、難聴等の合併症を起こすことがあります。症状が酷い場合や頭痛、嘔吐の症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
おたふくかぜの予防にはワクチン接種が最も効果的で、接種により9割前後の人に免疫がつくといわれています。1歳から接種が可能ですが、任意接種のため費用は自己負担となります。市町村によっては接種費用の助成を行っていますので、かかりつけ医やお住まいの市町村へご相談ください。