手足口病が多い状態が続いています。(10月18日〜10月24日)
手足口病の県内定点当たり報告数が5週連続で流行警報レベル開始基準値を超えています。年齢別では6ヵ月から2歳が全体の約9割を占めており、特に、宮崎市、日南、中央保健所管内からの報告が多くなっています。例年と比べても約5.8倍と多い状態が続いているため今後も注意が必要です。
手足口病は、発症すると、手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれができます。発熱は患者の3分の1にみられますが、38度以下の場合がほとんどです。
通常は3〜7日程度で回復しますが、まれに脳炎や髄膜炎などを合併することがあります。水分をあまり飲まない、高熱が続く、吐いてぐったりしているといった症状がある時は、すぐに医療機関を受診しましょう。