所長挨拶 研究所の紹介 発表・調査研究 情報・ニュース 宮崎県感染症情報センター 見学と研修のお申し込み リンク集 お問い合わせ

 

宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和4年第24週号

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(6月13日〜6月19日)

感染性胃腸炎の報告数が先週と比べて約1.3倍と増加しています。特に中央、日南、小林保健所管内からの報告が多く、年齢群別では1歳から3歳が全体の約半数を占めています。

この感染症は、原因となる細菌やウイルスに汚染された食品や手、タオルなどを介して感染します。発症すると、下痢、嘔吐、腹痛等の症状があらわれます。下痢や嘔吐で脱水を起こしやすくなるので、吐き気が落ち着いたら少しずつ水分を摂りましょう。

予防が大切なので、トイレの後やおむつの処理後、調理や食事の前は必ず薬用石けんを使い丁寧に手を洗いましょう。また、肉や卵など食材はしっかり加熱し、生肉等を調理した後の包丁やまな板は、熱湯や洗剤で洗ってから使用しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
〒889-2155 宮崎市学園木花台西2丁目3-2 / 電話.0985-58-1410 FAX.0985-58-0930