感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(6月13日〜6月19日)
感染性胃腸炎の報告数が先週と比べて約1.3倍と増加しています。特に中央、日南、小林保健所管内からの報告が多く、年齢群別では1歳から3歳が全体の約半数を占めています。
この感染症は、原因となる細菌やウイルスに汚染された食品や手、タオルなどを介して感染します。発症すると、下痢、嘔吐、腹痛等の症状があらわれます。下痢や嘔吐で脱水を起こしやすくなるので、吐き気が落ち着いたら少しずつ水分を摂りましょう。
予防が大切なので、トイレの後やおむつの処理後、調理や食事の前は必ず薬用石けんを使い丁寧に手を洗いましょう。また、肉や卵など食材はしっかり加熱し、生肉等を調理した後の包丁やまな板は、熱湯や洗剤で洗ってから使用しましょう。