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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和4年第29週号

手足口病が増加しています。(7月18日〜7月24日)

手足口病が先週と比べて約1.2倍と増加し、年齢別では1歳から3歳が全体の約8割を占めています。特に、日南、都城保健所管内では流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。

手足口病は患者の咳やくしゃみの飛沫、便にふくまれるウイルスが、手指等を介して体に入ることで感染します。発症すると、手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれができます。口の中の水ぶくれは痛みを伴うため、刺激の少ない食べやすいものを与え、脱水等に注意しましょう。

また、通常は3〜7日程度で回復しますが、まれに脳炎や髄膜炎などを合併することがあります。水分をあまり飲まない、高熱が続く、吐いてぐったりしているといった症状がある時は、すぐに医療機関を受診しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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