RSウイルス感染症に注意しましょう。(9月12日〜9月18日)
RSウイルス感染症の報告数が先週の約1.2倍とやや増加しています。年齢群別では1歳から3歳が全体の約7割を占めており、中央、日向、高鍋保健所管内からの報告が多くなっています。
この感染症は、年齢を問わず生涯にわたり感染を繰り返す感染症で、軽い風邪のような症状から、重い肺炎まで症状は様々です。2歳までにほとんどの乳幼児が感染するとされており、乳幼児が初めて感染した場合は重症化しやすい傾向にあります。特に生後数ヵ月の乳児では気管支炎や肺炎といった重篤な症状を引き起こす場合があるため注意が必要です。ゼイゼイ、ヒューヒューと息苦しそうに呼吸をしている、顔色が悪いなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。