中央保健所管内で手足口病が増加しています。(10月10日〜10月16日)
県内全体での手足口病の報告数は先週と比べて約0.7倍と減少していますが、中央保健所管内では約2.2倍と増加しており、流行警報レベル開始基準値を超えているため注意しましょう。
手足口病は、咳やくしゃみの飛沫、便に含まれるウイルスが、手指等を介して体に入り感染します。発症すると、手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれができます。口の中の水ぶくれは痛みを伴うため、刺激の少ない食べやすいものを与え、脱水等に注意しましょう。
通常は3〜7日程度で回復しますが、まれに脳炎や髄膜炎などを合併することがあります。水分をあまり飲まない、高熱が続く、吐いてぐったりしているといった症状がある時は、すぐに医療機関を受診しましょう。