感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(10月24日〜10月30日)
冬はノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が増加する傾向にあります。ノロウイルスは感染力が非常に強く、手やタオル、食品などを介して口から体の中に入ることで感染します。家庭や学校などの集団生活では特に注意しましょう。
また、ノロウイルスに感染すると1〜2日程度の潜伏期間を経て、嘔吐、下痢、腹痛等の症状が現れます。下痢や嘔吐が続くと脱水症になりやすいため、吐き気が落ち着いたら少しずつ水分を摂りましょう。
予防には手洗いが効果的です。トイレの後やおむつの処理後、調理や食事の前は必ず薬用石けんを使い、30秒以上かけて丁寧に手を洗いましょう。手洗い後はペーパータオルなどを利用し、タオルの共用は避けましょう。