RSウイルス感染症の報告数が増加しています。(11月14日〜11月20日)
RSウイルス感染症の報告数が先週の約3.9倍と増加しています。年齢群別では6ヵ月から3歳が全体の約8割を占めており、小林保健所管内からの報告が多くなっています。
この感染症は、年齢を問わず生涯にわたり感染を繰り返します。軽い風邪のような症状から、重い肺炎まで症状は様々ですが、乳幼児が初めて感染した場合は重症化しやすい傾向にあります。特に生後数ヵ月の乳児では気管支炎や肺炎といった重篤な症状を引き起こす場合があるため注意が必要です。ゼイゼイ、ヒューヒューと息苦しそうに呼吸をしている、顔色が悪いなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
また、日頃からこまめな手洗いや、子供たちが日常的に触れる物の消毒など予防に努めましょう。