手足口病が増加しています。(7月17日〜7月23日)
手足口病の報告数が先週の約1.4倍、例年の約1.3倍と多くなっています。年齢別では1歳から5歳が全体の約9割を占めており、特に、延岡、日向保健所管内では流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。
手足口病は患者の咳やくしゃみの飛沫、便に含まれるウイルスが、手指等を介して体に入ることで感染します。発症すると、手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれができ、口の中の水ぶくれは痛みを伴います。口の中が痛い時は、しみないものを与え脱水にならないよう注意しましょう。まれに脳炎や髄膜炎などを合併することがあります。水分をあまり飲まない、高熱が続く、吐いてぐったりしているといった症状がある時は、すぐに医療機関を受診しましょう。