手足口病が増加しています。(7月31日〜8月6日)
手足口病の報告数が先週の約1.5倍、例年の約2.6倍と増加しています。年齢群別では1歳から3歳が全体の約7割を占めており、特に、延岡、中央、日向保健所管内では流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。
手足口病は、咳やくしゃみの飛沫、便に含まれるウイルスが、手指等を介して体に入ることで感染します。発症すると、手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれができます。口の中の水ぶくれは痛みを伴うため、刺激の少ない食べやすいものを与え、脱水等に注意しましょう。
通常は3〜7日程度で回復しますが、まれに脳炎や髄膜炎などを合併することがあります。水分をあまり飲まない、高熱が続く、吐いてぐったりしているといった症状がある時は、すぐに医療機関を受診しましょう。