麻しん(はしか)の予防接種はお済みですか?(3月4日〜3月10日)
麻しん(はしか)は、現在、海外での流行が報告されており、日本でも海外渡航者の発症や、接触者への感染事例が報告されています。
麻しんウイルスは、感染力が非常に強く、空気感染などを起こし、免疫を持っていない人はほぼ100%発症します。感染すると、約10日の潜伏期間を経て、38度程度の発熱や咳、鼻水などの風邪症状が2〜4日続き、その後39度以上の高熱とともに発疹が出現します。
麻しんの有効な予防方法はワクチン接種です。定期予防接種の対象は、1歳児と小学校入学前1年間の2回となっています。1回の接種では免疫が十分つかないこともあるので、必ず2回接種を受けましょう。また接種漏れがないか、母子健康手帳などで確認しましょう。