A群溶血性レンサ球菌咽頭炎に気をつけましょう(3月25日〜3月31日)
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が例年の約3倍と多くなっています。特に、宮崎市保健所管内、延岡保健所管内からの報告が多く、4歳から6歳が約4割を占めています。
この感染症は、患者の咳やくしゃみなどに含まれる菌を吸い込んだり、手指を介して菌が体の中に入り感染します。突然の発熱やのどの痛み、体や手足の発疹などが現れ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。治療には抗生物質を使いますが、途中でやめると再発する可能性があります。症状が治まった後も、医師に指示された期間はきちんと薬を飲みましょう。
また、日頃から石けんを使ってこまめに手を洗い、手洗い後は清潔な個人用タオルや使い捨てのペーパータオルを使用し、タオルの共用は避けましょう。