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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和6年第20週号

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が増加しています。(5月13日〜5月19日)

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が、先週と比べて約1.5倍、例年の約5.9倍と増加しています。特に日南、延岡、都城、高鍋保健所管内では流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。

この感染症を発症すると、突然の発熱やのどの痛み、体や手足の発疹などがあらわれ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。治療には抗生物質を使いますが、途中でやめると再発する可能性があります。症状が治まった後も、医師に指示された期間はきちんと薬を飲みましょう。

また、日頃から手洗いの徹底や、タオルの共用を避けるなど感染予防を行いましょう。手洗いは、薬用石けんやハンドソープを使って30秒以上かけて行いましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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