手足口病に引き続き注意しましょう。(6月3日〜6月9日)
手足口病の県内定点当たり報告数が先週に引き続き流行警報レベル開始基準値を超えています。特に、延岡、小林、日向保健所管内からの報告が多くなっているため今後も注意が必要です。
手足口病は患者の咳やくしゃみの飛沫、便にふくまれるウイルスが、手指等を介して体に入ることで感染します。症状が治まった後でも2〜4週間の長期にわたり便の中に排出されることがあるので、おむつの処理をするときは使い捨ての手袋を使用したり、トイレの後は必ず手洗いを行うなど、二次感染の予防に努めましょう。
また、発症すると、手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれができ、口の中の水ぶくれは痛みを伴います。口の中が痛い時は、しみないものを与え脱水にならないよう注意しましょう。