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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和6年第25週号

手足口病に気をつけましょう。(6月17日〜6月23日)

手足口病の報告数が先週の1.2倍、例年の約2.9倍と多く、年齢別では6ヵ月から3歳が全体の約9割を占めています。延岡、小林保健所管内では流行警報レベル開始基準値を超えているため注意しましょう。

手足口病を発症すると、手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれが生じます。口の中の水ぶくれは痛みを伴うので、刺激の少ないものを与え脱水にならないよう注意しましょう。

まれに脳炎や髄膜炎などを合併することがあるため、水分をあまり飲まない、高熱が続く、吐いてぐったりしているといった症状がある時は、すぐに医療機関を受診しましょう。

また、以前にかかったことがあっても再び感染する場合があるので、日頃からトイレの後や食事の前などの手洗い等、感染予防に取り組みましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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