マイコプラズマ肺炎に注意しましょう。(8月19日〜8月25日)
今年は、県内のマイコプラズマ肺炎の報告数が例年よりも多くなっています。この感染症は患者の咳やくしゃみの飛沫に含まれる菌を吸い込んだり、患者と接触したりすることで感染します。感染すると、2〜3週間の潜伏期間を経て、発熱や全身のだるさ、頭痛、咳などの症状がみられます。咳は、熱が下がった後も3〜4週間続くことがあります。
予防には、石けんをつかってこまめに手を洗うことや咳エチケットが重要です。手洗い後は清潔な個人用タオルや使い捨てのペーパータオルを使用し、タオルの共用は避けましょう。
また、治療には抗生物質を使用し、軽症で済む人が多いですが、重症化した場合には入院が必要になります。咳が長引くときには早めに医療機関を受診し、医師に指示されたとおり薬を服用しましょう。