ヘルパンギーナに気をつけましょう。(8月26日〜9月1日)
ヘルパンギーナの報告数が例年の約3.4倍と多い状況です。特に日南、宮崎市、中央、高鍋保健所管内は、流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。
この感染症を発症すると、38〜40℃の発熱が1〜3日間続き、喉の痛み、口の粘膜の水ぶくれなどがみられ、水ぶくれは痛みを伴います。食事や水分をとることが困難になる場合があるので、脱水症にならないよう注意しましょう。
また、この感染症は、患者の咳やくしゃみの飛沫、便などに含まれるウイルスが手やタオルを介して体に入ることにより感染します。患者と一緒に過ごす家族は、手洗いの徹底、おむつの処理には使い捨て手袋を使用する、タオルの共用を避けるなど二次感染の予防に努めましょう。