手足口病の報告が増加しています。(9月9日〜9月15日)
手足口病の県内定点当たり報告数が流行警報レベル開始基準値を超えており、今後も注意が必要です。先週の約1.5倍、例年の約2.8倍と多く、年齢別では1歳から3歳が全体の約7割を占めています。
この感染症を発症すると、手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれが生じます。口の中の水ぶくれは痛みを伴うので、刺激の少ないものを与え脱水にならないよう注意しましょう。
まれに脳炎や髄膜炎などを合併することがあるため、水分をあまり飲まない、高熱が続く、吐いてぐったりしているといった症状がある時は、すぐに医療機関を受診しましょう。
また、以前にかかったことがあっても再び感染する場合があるので、日頃からトイレの後や食事の前などの手洗い等、感染予防に取り組みましょう。