手足口病に注意しましょう。(10月14日〜10月20日)
手足口病の定点当たり報告数が先週と比べて減少していますが、依然として流行警報レベル開始基準値を超えているため今後も注意が必要です。宮崎市、中央、延岡保健所管内からの報告が多く、年齢別では1歳から5歳が全体の約8割を占めています。
この感染症は患者の咳やくしゃみの飛沫、便に含まれるウイルスが、手指等を介して体に入ることで感染します。日頃から石けんを使ってこまめに手を洗い、手洗い後は清潔な個人用タオルや使い捨てのペーパータオルを使用し、タオルの共用は避けましょう。
まれに髄膜炎や脳炎などを合併することがあります。水分をあまり飲まない、高熱が続く、吐いてぐったりしているなどの症状がみられる場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。