マイコプラズマ肺炎の報告が多くなっています。(10月21日〜10月27日)
マイコプラズマ肺炎は、細菌によりおこる病気です。例年は秋から冬に報告が多いですが、今年は夏頃から多いです。発熱や全身のだるさ、頭痛などの症状がではじめて、数日後に咳が出てきます。咳は、痰を伴うことが少ない乾いた咳が特徴です。
患者の咳やくしゃみなどに含まれる病原体を吸い込むことや、病原体が付着した手で口や鼻にふれることで感染します。咳やくしゃみをするときは口と鼻を覆う、咳があるときはマスクをする、石けん・流水による手洗いが大切です。
マイコプラズマ肺炎と診断され、抗生物質で治療を行われた場合、一般的には2〜3日で解熱することがほとんどですが、解熱しない、咳、そのほかの症状が悪化する場合は再度、医療機関にご相談ください。