百日咳に注意しましょう。(2月3日〜2月9日)
今年に入ってから百日咳が多く報告されています。今週は、0歳から4歳が1人、5歳から9歳が1人、10代が11人、30代が1人となっています。
百日咳は、かぜのような症状から始まり、次第に咳の回数が増え、息を吸う時にヒューという音が出ます。特に6か月未満の乳児は、肺炎や脳症などの合併症が現れることがあるため注意が必要です。予防には、ワクチン接種が有効で、定期接種は生後2か月から可能です。母子健康手帳で、ワクチン接種が済んでいるか確認しましょう。
大人は症状が軽いことが多く、気がつかないうちにワクチン未接種の乳幼児へうつすこともあります。こどもも大人も咳が長引く場合は、早めに医療機関を受診し、医師に指示されたとおり薬を服用しましょう。