感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(2月17日〜2月23日)
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告数が先週の約1.4倍と増加しています。特に、小林、中央保健所管内は、流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。
冬の感染性胃腸炎の主な原因はノロウイルスで、感染すると1〜2日程度の潜伏期間を経て、嘔吐、下痢、腹痛等の症状が現れます。このウイルスは感染力が非常に強く、手や食品などを介して口から体内に入ることで感染します。下痢や嘔吐が続くと脱水症になりやすいため、吐き気が落ち着いたら少しずつ水分を摂りましょう。症状が重い時は早めに医療機関を受診しましょう。
予防には手洗いが有効です。調理や食事の前、トイレやおむつの処理後は必ず石けんを使って丁寧に手を洗いましょう。