感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に気をつけましょう。(2月24日〜3月2日)
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が先週に引き続き多い状況です。年齢別では、1歳から4歳が全体の約4割を占め、小林、中央保健所管内は、流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。
冬の感染性胃腸炎の主な原因はノロウイルスで、感染すると1〜2日程度の潜伏期間を経て、嘔吐、下痢、腹痛等の症状が現れます。下痢や嘔吐が続くと脱水症になりやすいため、吐き気が落ち着いたら少しずつ水分を摂りましょう。乳幼児や高齢者は重症化することがあるため、脱水症状がひどい場合は早めに医療機関を受診しましょう。
予防には手洗いが効果的です。調理や食事の前、トイレやおむつの処理後は必ず石けんを使って30秒以上かけて丁寧に手を洗いましょう。