感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(3月10日〜3月16日)
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告数が先週の約1.2倍と増加しています。1歳から8歳が全体の約7割を占め、宮崎市、小林保健所管内は、流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。
冬の感染性胃腸炎の主な原因はノロウイルスで、感染すると1〜2日程度の潜伏期間を経て、嘔吐、下痢、腹痛等の症状が現れます。嘔吐や下痢が続くと脱水症になりやすいため、吐き気が落ち着いたら少しずつ水分を摂りましょう。乳幼児や高齢者は重症化することがあるため、脱水症状がひどい場合は早めに医療機関を受診しましょう。
予防には手洗いが有効です。調理や食事の前、トイレやおむつの処理後は石けんを使って30秒以上かけて丁寧に手を洗いましょう。