所長挨拶 研究所の紹介 発表・調査研究 情報・ニュース 宮崎県感染症情報センター リンク集 お問い合わせ

宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和7年第11週号

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(3月10日〜3月16日)

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告数が先週の約1.2倍と増加しています。1歳から8歳が全体の約7割を占め、宮崎市、小林保健所管内は、流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。

冬の感染性胃腸炎の主な原因はノロウイルスで、感染すると1〜2日程度の潜伏期間を経て、嘔吐、下痢、腹痛等の症状が現れます。嘔吐や下痢が続くと脱水症になりやすいため、吐き気が落ち着いたら少しずつ水分を摂りましょう。乳幼児や高齢者は重症化することがあるため、脱水症状がひどい場合は早めに医療機関を受診しましょう。

予防には手洗いが有効です。調理や食事の前、トイレやおむつの処理後は石けんを使って30秒以上かけて丁寧に手を洗いましょう。


宮崎県衛生環境研究所
〒889-2155 宮崎市学園木花台西2丁目3-2 / 電話.0985-58-1410 FAX.0985-58-0930