百日咳に注意しましょう。(3月24日〜3月30日)
今年は百日咳の報告が多くなっています。今週は、5歳から9歳が5人、10代が27人、40代が1人、50代が2人、60代が1人となっています。
百日咳は、患者の咳やくしゃみの飛沫に含まれる菌を吸い込むことで感染します。かぜのような症状から始まり、次第に咳の回数が増え、息を吸う時にヒューという音が出ます。特に6か月未満の乳児は、肺炎や脳症などの合併症をおこすことがあるため注意が必要です。予防には、手洗い、うがい、ワクチン接種が有効で、定期接種は生後2か月から可能です。
大人は咳が長引いても症状が軽いことが多く、気がつかないうちにワクチン未接種の乳幼児へうつすこともあります。咳が長引く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。