百日咳に注意しましょう。(3月31日〜4月6日)
百日咳の報告が多くなっています。今週は、0歳から4歳が1人、5歳から9歳が6人、10代が46人、20代が1人、40代が1人、50代が1人となっており、家庭内での感染も報告されています。
百日咳は、かぜのような症状から始まり、次第に咳の回数が増え、息を吸う時にヒューという音が出ます。特に6か月未満の乳児は、肺炎や脳症などの合併症をおこすことがあるため注意が必要です。大人は症状が軽いことが多く、気がつかないうちに周囲にうつすことがあります。家族に患者と同様の症状がみられた際は、早めに医療機関を受診しましょう。
予防には、手洗い、うがい、ワクチン接種が有効です。定期接種は生後2か月から可能ですので、母子健康手帳で確認しましょう。