百日咳の報告が増えています。(4月21日〜4月27日)
百日咳の報告数は、0歳から4歳が1人、5歳から9歳が17人、10代が72人、20代が1人、30代が2人、40代が4人、50代が1人で、合計98人でした。年齢別では、10代が全体の約7割を占めており、家庭内での感染も報告されています。
この感染症は、風邪のような症状から始まり、次第に咳の回数が増え、息を吸うときにヒューという音がでます。特に6か月未満の乳児は、肺炎や脳症などの合併症をおこすことがあるため注意が必要です。
予防には、せっけんをつかってのこまめな手洗いやうがいが効果的です。咳が長引く場合や家族に患者と同様の症状がみられる場合は、早めに医療機関を受診し、医師に指示されたとおり薬を服用しましょう。