伝染性紅斑(りんご病)に気をつけましょう。(6月9日〜6月15日)
伝染性紅斑(りんご病)の報告が多い状況が続いています。子どもに多い病気ですが、大人もかかることがあります。特に、妊婦が感染すると流産や胎児の異常が生じる可能性があるので、風邪のような症状の人との接触はできるだけ避けましょう。
患者の咳やくしゃみの飛沫に含まれるウイルスを吸い込んだり、触れたりすることで感染します。10〜20日の潜伏期間の後、両頬に赤い発疹が出現し、続いて体や手足に網目状の発疹が現れ1週間程度で消失します。両頬に赤い発疹が現れる7〜10日くらい前に風邪のような症状がでることが多く、この時期に感染力が強くなり、発疹が出る頃には弱くなっています。
石けんを用いた手洗いや咳エチケットなどの基本的な感染症対策を心がけましょう。