伝染性紅斑(りんご病)に注意しましょう。(6月30日〜7月6日)
伝染性紅斑(りんご病)の報告が多い状況が続いています。患者の咳やくしゃみの飛沫に含まれるウイルスを吸い込んだり、触れたりすることで感染します。
10〜20日の潜伏期間の後、両頬に赤い発疹が出現し、続いて体や手足に網目状の発疹が現れ1週間程度で消失します。両頬に赤い発疹が現れる7〜10日くらい前に風邪のような症状が出ることが多く、この時期に感染力が強くなり、発疹が出る頃には弱くなっています。子どもに多い病気ですが、大人も感染することがあります。
特に、妊婦が感染すると流産や胎児の異常が生じる可能性があります。風邪のような症状の人との接触はできるだけ避け、石けんでの手洗いをこまめに行い、予防に努めましょう。