伝染性紅斑(りんご病)に注意しましょう。(8月25日〜8月31日)
伝染性紅斑(りんご病)の報告が多い状況が続いており、5歳から7歳が全体の約6割を占めています。患者の咳などの飛沫に含まれるウイルスを吸い込むことや触れた手指を介して感染します。子どもに多い病気ですが、大人も感染し、特に妊婦が感染すると流産や胎児に影響がでる可能性があります。
この病気は、10〜20日の潜伏期間の後、両頬に赤い発疹が出現し、続いて体に網目状の発疹が現れ1週間程度で消失します。発疹が現れる7〜10日くらい前には風邪のような症状が出ることが多く、この時期に感染力が強くなり、発疹が現れる頃には感染力は弱まっています。
風邪症状がある人との接触はできるだけ控え、こまめな手洗いや咳エチケットでの予防が大切です。