伝染性紅斑(りんご病)に気をつけましょう。(9月15日〜9月21日)
伝染性紅斑(りんご病)の報告数が前週の約1.4倍に増加しており、報告数が多い状況が続いています。
患者の咳などの飛沫に含まれるウイルスを吸い込むことや触れた手指を介して感染します。子どもに多い病気ですが、大人も感染します。特に、妊婦が感染すると流産や胎児への影響が心配されますので、風邪症状がある人との接触はできるだけ控えましょう。
10〜20日の潜伏期間の後、両頬に赤い発疹が出現し、続いて体に網目状の発疹が現れ1週間程度で消失します。発疹が現れる7〜10日くらい前には風邪症状が出ることが多く、発疹が現れる頃には感染力は弱まっています。日頃から、石鹸でのこまめな手洗いや咳エチケットを守るなどの予防が大切です。