感染性胃腸炎に注意しましょう。(10月20日〜10月26日)
感染性胃腸炎の報告数が先週の約1.3倍と増加しており、1歳から3歳が全体の約3割を占めています。
冬の感染性胃腸炎の主な原因はノロウイルスで、感染すると1〜2日程度の潜伏期間を経て、嘔吐、下痢、腹痛等の症状が現れます。嘔吐や下痢が続くと脱水症状を起こしやすいため、吐き気が落ち着いたら少しずつ水分を摂りましょう。乳幼児や高齢者は重症化することがあるため、脱水症状がひどい場合は早めに医療機関を受診してください。
予防には手洗いが最も有効です。調理、食事前やトイレ、おむつ処理後は石けんを使って30秒以上丁寧に手を洗いましょう。手洗い後は清潔な個人用タオルや使い捨てのペーパータオルを使用しましょう。