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県広報みやざき


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【特集】

口蹄疫からの復興に向けて

 
 本県で発生した「口蹄疫」による被害は、29万頭余りにも及ぶ家畜の処分という甚大なものとなり、対象となった畜産農家の方々の無念さ、絶望感は言葉では言い尽くせないものがあると思います。
 また、県外からの応援の方々を含め、過酷な状況の中で、長期間にわたり家畜の処分や消毒作業、資材の調達などに従事いただいた多くの方々のご苦労、そして、県内外より多くのご支援や激励、応援のメッセージをいただきました。本当に頭が下がる思いで一杯であり、心からお礼を申し上げたいと思います。
 現在も、そしてこれからも、口蹄疫発生の危険性が払拭されたわけではありません。私は、今回の教訓、経験が生かされ、このような悲惨な事態が、本県はもちろん、我が国で二度と起こらないことを願っています。
 畜産農家の方々にとっては大変なことだと思いますが、常日頃から防疫対策を心がけていただき、家畜の状態にも十分気を配っていただくことをお願いします。
 また、県民の皆さまには消毒ポイントでの車輌消毒など、引き続きご協力をお願いします。
 今回の口蹄疫による被害は、発生地域あるいは畜産関連の業種にとどまらず、商業や観光業、運送業など、県内のさまざまな分野にも大きな影響が出ています。
 これからは、深刻な打撃を受けた宮崎の畜産、そして地域経済の復興、再生に全力を注いでまいります。
 今一度、県民の皆さまのご理解、ご支援を心よりお願い申し上げます。
 

口蹄疫の再発を防ぐために
 
畜産農家・関係事業者の皆さまへ
家畜、畜舎、えさ、農場および畜舎出入口の消毒を徹底してください。
農場に出入りする車輌(内外)およびその運転手などの消毒を徹底してください。
畜舎においては、農場専用の作業着、長靴、マスクなどを着用し、畜舎外に出る場合は、衣服の着替え、靴の履き替え、手足の洗浄、うがいなどを行ってください。
   
一般県民の皆さまへ
イベント、大会、集会などの開催は差し支えありませんが、出入口等での消毒を徹底してください。
公共施設、店舗、娯楽施設などの集客施設においては、消毒マットの設置等を継続し利用者は必ず消毒を行ってください。
家庭での手足の洗浄、うがいなどを励行してください。
   



口蹄疫発生ドキュメント
※記事の内容は、7月8日時点のもので掲載しておりますので、ご了承下さい。
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