掲載開始日:2024年8月2日更新日:2024年8月2日

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宮崎県知事定例記者会見(2024年7月24日)

項目

配布資料

2027年「日本のひなた宮崎スポ・障スポ」の開催決定に伴う広報活動について

頭私から何点か発表・報告をさせていただきます。

ず1点目は、国スポ・障スポについてであります。先日、3年後の国民スポーツ大会および全国障害者スポーツ大会の開催が正式に決定したところであります。その決定に伴う広報活動につきまして、主なもの4つをお知らせいたします。

布資料にございますように、まず1つ目に大会イメージソングについて、歌詞が決まり、メロディーも決まり、歌い手も決まったところでありますが、9月4日に県実行委員会の第1回総会後に行うこととしております。歌い手である「ひなたサイン」の生演奏のほか、イメージソングの作詞者・作曲者の表彰も合わせて行うこととしております。

2つ目は、開催決定イベントを11月の2日、3日、4日の3日間にわたり、宮崎・延岡・都城の3ヶ所で行います。元競泳日本代表の松田丈志さんのトークショーやお披露目されたイメージソングに基づくダンスの披露、それから宮崎県選手団の新しいユニフォームのお披露目もされます。イメージソング、それからこの大会決定イベントと、徐々に気運を高め、またそれを県内全域に広げていくため県内3都市で行うものであります。

3つ目は『未来へ紡ぐなたのチカラ』というミニ番組です。これは、昭和54年の前回大会に関わった方々のエピソードを交えながら、3年後の大会につなげていくということで、9月から月に1話ずつ全7話放送予定であります。第1話は、モニターに写真が載っておりますように、旭化成陸上競技部顧問の宗茂さん、総監督の宗猛さんにご出演いただきます。懐かしい映像等を楽しんでいただきながら、今の宮崎、そして3年後に向けて気運を高めていきたいです。

4つ目は、広報誌をWeb形式で発刊します。Web広報誌『つむぐ』として、8月20日の創刊予定であります。今ご紹介しましたミニ番組との連動など様々な情報をタイムリーにお伝えしていきます。県民一丸となって大会を作っていくための道しるべや、ある意味記録として残していくということにもなろうかと考えております。多くの方の目に触れていただきたいという思いで、Webサイト上での発行としました。PDF版も掲載予定ですので、学校や企業、地域などではプリントアウトして掲示していただくということも想定しているところであります。

今、施設整備や競技力の向上が進んでいる中で、開催が正式決定したことを受けて、今のような形で様々な広報活動、そして気運醸成を図っていくということで、広報活動についてご紹介したところであります。

「みやざき館KONNEKITTE大阪店」のオープンについて

2点目であります。「KITTE大阪」がオープンするということで、ここに「みやざき館KONNE」を開設します。今申し上げました大阪梅田のJPタワー内の商業施設「KITTE大阪」が今月31日に開業する予定であります。その2階が、各県・各地方のアンテナショップがズラリと並んだようなフロアになります。そこに本県のアンテナショップ「みやざき館KONNE」が出店し、20坪ぐらいの大きさでフロアの一角にあり、店舗イメージは写真のとおりであります。ここで調理はできないようでありますが、様々なものを販売し、さらには情報発信の拠点としていきます。これは、来年の大阪・関西万博を見据えて、高まる関西圏の経済活力を取り込んでいこうと、また世界に向けても情報発信していきたい、そんな様々な思いのもとで設置するものであります。

資料の2(4)の「設置・運営主体」にもありますように、県が設置を行いまして、運営につきましては「株式会社南海グリル」に委託して運営します。南海グリルは、堺市で宮崎牛レストランや、民設のアンテナショップ「堺みやざき館KONNE」を経営していただいております。

この「みやざき館KONNEKITTE大阪店」につきましては、公設民営方式ということで、当面1年間はここに発信拠点を置きます。当面1年間と申し上げましたが、その後については、ここの活用状況等を見据えながらまた検討していきたいと考えております。工事中のときにこのフロアを少し見せていただきましたが、ペデストリアンデッキといいますか、駅から続くデッキからそのままぐっと2階の入口に入っていくことができて、その通路をまっすぐ行った突き当たりの角がこのイメージであります。この近くには、今、新幹線も開通して勢いのある北陸3県が連携したショップがあったり、やはり人気の沖縄や北海道のこうしたショップがあったりするので、そういったところに来られるお客様にしっかり宮崎の情報をお伝えしていくことを考えております。

崎牛、それからマンゴーやフルーツを使ったスイーツ、焼酎など特産品約300商品を並べることで考えておりますし、このあたりのスペースを使ってちょっとしたイベントもできるということで、市町村の特産品のPRフェアといった活用もしていきたいと考えているところであります。

阪・関西万博の効果をしっかりと活かしていこうということで、観光ルートを作っていこうという動きもありまして、なかなか本体の大阪・関西万博の姿が見えてこない状況ではありますが、将来を見据えて様々な手を打っていきたいというものの1つであろうかと思います。

「ブラジル宮崎県人会創立75周年記念式典」参加等について

3点目であります。ブラジル宮崎県人会が創立75周年を迎えるということで、その記念式典に私も出席の予定であります。毎回といいますか、5年ごとの節目の式典には本県から訪問団を派遣しております。昨年は特に宮崎県人会世界大会を開催して、国内外の県人会とのネットワークをより密にし、より今後活用していく、さらにはそれぞれの県人会の活動も活発化させていこうといった動きの中での、今回の創立75年記念式典への参加であります。また、あわせてパラグアイとアルゼンチンのそれぞれの県人会を訪問して交流を行います。昨年の宮崎県人会世界大会の感想、そしてその後のそれぞれの県人会の受け止めや今後の活動について意見交換を行なってまいりたいと考えております。

参加者は、資料にありますように県議会、それから市議会、大学等約30名の一行で、訪問の日程および主な行事については資料3に記載のとおりであります。海外の県人会の中では、ブラジル宮崎県人会は最大規模であろうかと考えております。ぜひ長い歴史をまた振り返りながら今後を展望していき、そしてふるさと宮崎との絆をどう考えていくか。私自身は5年前に初めてブラジル、アルゼンチンを訪問して以来5年ぶりの訪問になります。今回はパラグアイの県人会の皆さんとも交流できるということで、昨年の世界大会の感想も含めて大いに楽しみにしているところでありますし、また将来につないでいきたいと考えております。

具体的にこういうことを今考えているわけではありませんが、ある方がおっしゃっていたのは、こういった移民の皆さんは、以前は日本の人口増で大変な状況になっている中で海外に人を送っていこう、そこで稼いでいこうという形で、人口増加の状況の中での海外への移民だったわけですが、今、日本は人口減少になっているわけで、場合によってはこういう海外の県人会の方に協力を求めて、海外からの人材確保、還流といったことにもネットワークを活用してはどうかとおっしゃる方もおられました。実際に、例えばブラジルの方は群馬県辺りに2世なのか3世かわかりませんが、子弟の方が帰ってこられているということもあるようです。いろいろな問題意識も持ちながら交流に努めてまいりたいと考えております。

新型コロナの感染状況等について

配付資料に関しては以上でありますが、コロナの関係で今感染が拡大しております。少しモニターを使って状況をご説明申し上げます。

過去4年間と同様に夏場に入って感染が急拡大している状況がございます。先週木曜日にもプレスリリースをさせていただいたところでありますが、改めて特に右側の地図を見ていただきますと、全国と比べても九州で感染が拡大している状況にあります。おそらくということであまり正確な話ではないかもしれませんが、九州はやはり暑い。南に位置しているため、早くから部屋を閉め切って冷房や空調などを行うことが影響しているのかどうかということもございますが、いずれにせよ、実態としてこのような全国的な増加傾向がある中で、九州での感染者数が大変多くなっています。

県内における定点当たりの報告数では、ピンクの点線や実数が去年の状況であります。やはり同じようにこの夏場に感染が拡大しておりますが、去年と比べても今、多くなっているということと、感染者の45%が10代以下ということで、若い世代での感染が拡大しています。現在は、「KP.3」と呼ばれるオミクロン株の変異株が主流になっているということで、免疫を免れる力や感染力が強いのではないかという専門家の指摘もあります。去年までの状況と比べてもやはり同様に、最初から数えていくとこれが第11波にあたるのではないかということも言われています。

いずれにせよ、やはり年末年始の拡大、それから夏場の拡大を繰り返しながら、今ここに至っているということを、これまでも注意喚起を行なってまいりましたが、やはり夏場、夏休みに入り、それからやはり親戚も含めて人と集う機会、特に高齢者と接する機会も多いということで、これまでと同様でありますが、人が多く集まるような場合には適切な換気に注意する。それからマスクについてもやはり特に高齢の方や基礎疾患のある方と接する、医療機関を受診する際等にはマスクを着用する。それから手洗い、手指消毒についてはこれまでと同様であります。5類に移行したこともあって、これまでのように我々行政として何か強いブレーキをかけるということではありませんが、今のこの実態を注意していただきたいです。

そして医療機関の状況からしますと、施設によっては高齢者施設等でクラスターが発生したということですが、医療機関がひっ迫しているという状況までの報告は今のところ受けておりませんが、やはり圧や負担が高まっているのではないかと考えております。一人ひとりが健康に注意していただき、そして必要な方が、適切に必要な医療を受けることができるように、過度に医療機関等の負担が高まらないように社会全体でやはり注意していく必要があるのではないかということで、あえて今の状況についてご報告したところであります。

ひ夏休み、それからお盆の時期を前に基本的な感染防止対策の実践をお願いします。コロナだけではなく、それ以外の感染症も流行しているのではないかと言われています。コロナの時期にとても気をつけていた方が、その反動で通常の感染症への警戒が通常以上に少し緩んでいるのではないかということも言われているところであります。そういう状況にあることを少なくとも意識していただいて、本当にツボを押さえた対策ですね。ずっとマスクをしてくださいということを言っているわけではありませんし、集いをやってはいけないと申し上げているところではありませんが、ポイントを押さえてこれまでの経験を生かして、一人ひとりの健康管理、それから社会全体としての負荷を下げていく努力をお願いしたいと考えてご紹介したところであります。

私から以上です。

質疑応答

3巡目国民スポーツ大会の在り方について

(共同通信)

スポ・障スポに関して、8月に福井県で開催される全国知事会議でも国スポ・障スポについて議論になるかと思いますけれども、どのようなお考えや姿勢で臨みたいとお考えか教えてください。

(知事)

のご質問は、特に3巡目の国スポを念頭に置いた見直しの議論の話であろうかと考えております。日本スポーツ協会においても見直しのための有識者会議のメンバーが決まり、立ち上がったようで、日本スポーツ協会も全国知事会の投げかけを受け止めながら、あり方を考えるということです。全国知事会としてもしっかり議論を行いながら、今後さらに提言していきたいという状況で、そして福井における全国知事会議を迎えることになります。私自身のスタンスはこれまでも申し上げておりますように、各県が持ち回りで行うことによって、スポーツの競技力の向上や施設の充実、スポーツの振興といった一定の効果があり、しかも宮崎の場合は「スポーツランドみやざき」の礎となり、そして今に至っていると前向きに受け止めているところですし、3年後の2巡目にあたる国民スポーツ大会、それから全国障害者スポーツ大会についてもしっかり将来につながるような大会にしていきたいということで取り組んでおりますが、3巡目に関して言うと、同じような基準や同じようなやり方で行う必要があるのかしっかり議論する必要があるだろうと思います。すなわち1巡目、2巡目を開催したことによって、施設整備も相当一定の水準で整備がなされてきましたし、一方で、人口減少等も進む中で同じような規模で行うのか、それから財政負担も一定程度の負担軽減を図っていく必要があるのではないかということで、最初、村井全国知事会長は廃止も含めて見直しをと言われていましたが、村井全国知事会長自身も、それからもちろん私自身も廃止することまでは考えていません。やはりこういった全国的なスポーツ大会を行うことの意義は引き続き受け止めつつも、そのやり方については様々な選択肢も含めて、例えば各県ごとの持ち回りではなくブロックごとの開催も考えられるでしょうし、競技数や競技施設、審判も含めていろいろな基準の見直しなども考えられるのではないかと考えております。しっかりそこは議論していきたいと思います。

「ブラジル宮崎県人会創立75周年記念式典」参加等について

(宮崎日日新聞)

ラジル県人会のことについて質問ですけれども、まず、県人会の記念式典に向けてどういった式典にしたいか、そしてこの式典が開催されることでどういった意義があるのか教えていただきたいのと、あと、パラグアイとアルゼンチンの県人会にも行かれるということですが、これはそれぞれの現地に実際に入国されて交流会をされるということでよろしいのかお願いします。

(知事)

念式典は、基本的には県人会が主催となりまして、そこに来賓といいますか、ゲストとして参加するという位置付けになろうかと考えております。これは毎年行われているのかどうか正確に把握していませんが、いずれせよこの節目の式典にはふるさと宮崎から参加することによって、改めて県人会との絆を深めていくのが大事な位置付けであろうかと考えております。特に、昨年初めて行なった宮崎県人会世界大会の開催の思いや成果も改めてブラジルをはじめ各県人会の皆様に紹介しながら我々としての思い、そしてぜひこれからもいろいろな絆を深めていきたいということを直接お伝えします。そして意見交換ですね、例えばブラジルからの農業研修生などのOBである若手との意見交換を前回5年前も行いました。役員クラスの幹部の方とのいろいろな意見交換も含めて、宮崎県人会世界大会でも次世代会議を行いましたが、次世代のこういった県人会活動を担う方との意見交換も非常に楽しみにしております。2点目の質問であります。前回もそうですが、アルゼンチンには実際にブエノスアイレスに行って意見交換を行います。パラグアイは今回初めてになりますが、パラグアイの国内に入るのではなく、パラグアイの県人会の方にブラジル国境ぐらいまで来ていただいて、そこで食事をしながら意見交換という段取りになっております。

東京都知事選挙におけるポスター問題について

(共同通信)

京都知事選の選挙ポスターの問題に関してお伺いしたいんですけれども、今月の都知事選では選挙掲示板に候補者と無関係のポスターが大量に張られるなどといった問題が起きまして、宮崎県外の事象ではあるんですけれども、選挙に関して知事はこういった不適切な選挙運動が相次いでいる現状はどのようにご覧になっていましたか。

(知事)

変残念な思いがしております。本当に民主主義の基礎たる選挙の場をあのような形で活用されるということが起こったことを本当に残念に思っております。日本の民主主義、日本の選挙はどうなっているんだと世界から見られたのではないかなという思いがしております。今後どのように対処するかについて今考えがあるわけではありません。日本の公職選挙法ではそれでなくてもいろいろなことが禁止、禁止、禁止になっており、これを公職選挙法も含めて何か具体的な禁止事項として書くべきなのかなど、今答えを持っているところではありません。ただ、やはり有権者の側がそういった候補者をどう受け止めるのか。面白がるというのは、あってはいけないことだと考えております。本当に民主主義の根幹、基礎たる選挙であり、神聖なものというとちょっと言葉がおかしいかもしれませんが、とても大事なものであり、決して悪ふざけをしたり、何かのPRに使うことはあってはならないことであろうかと考えておりまして、民主主義やそういったものの成熟度が今、国民に問われている、そういう問題ではなかったかと考えております。

(共同通信)

取県の平井知事が知事会見で、公職選挙法の適正運用に向けて、条例の制定を視野に県として独自の対策を検討したいと表明されたと報道があったんですけれども、河野知事は現在、こうした鳥取のように条例を含めて検討していきたいというお考えはありますでしょうか。

(知事)

井知事は確か選挙部で勤務経験があって、その辺も詳しいんだと思います。私はそこまで含めて頭が整理できているわけではありませんが、いずれにせよ、「~するべからず」「べからず、べからず」というような法体系がいいのかどうなのか。公職選挙法を見ていると、ずいぶん昔のような表現が相変わらず残っているものがありますよね。提灯がどうしたこうしたなどといった記述があったりして、今の時代に表現として合っていないようなものもあろうかと思います。そういったものを積み重ねていくのがいいのか、それとも国民の良識をどういうふうに喚起していくのがいいのかという問題だろうなと考えております。また、平井知事が条例も含めて、どのような対応を考えておられるのかというのは非常に興味深いですし、また直接お話も伺ってみたいなと考えております。

綾北川での水難事故について

(NHK)

日、綾町の川で水難事故があって、今、1人が行方不明になっている状態ですが、同じ時間といいますか、上流の方で企業局のダムが放流を続けていたと承知しております。この2つの事象の関係について知事はどうお考えでしょうか。

(知事)

の放流については把握しておりませんでしたが、いずれにせよ今、水難事故が海にしても川にしても相次いでいるということで、改めてこれから本格的な夏休みの時期にあって水の事故への警戒が必要だなと強く感じております。綾町の事故については、具体的にどのような現場の状況だったのか今後報告を受けたり情報収集をしていきたいと考えております。いずれにせよ、海も離岸流など非常にやはり怖さがあるなと考えておりますし、それ以上に川の事故は本当に毎年多いですよね。自分はどちらかというと泳ぎは得意な方ではありますが、それでもやはり怖さがあるのだろうなと思います。多分それなりに泳ぎが得意な方でもそういった状況になれば事故に遭ってしまうというような本当にそういう意味での怖さを我々はしっかり考えていく必要があろうかと考えております。ライフジャケットの着用、それから1人では入らないことやもちろん遊泳禁止の場所では泳いではいけないなど、そういったところについて総合的に安全確保のために取り組んでいく必要があろうかと考えております。

(NHK)

放流との関係についてお調べになるようなお考えはありますか。

(知事)

流についてはそういう事実があったことは知りませんし、関係があったのかどうかについては今、私には全然わかりませんので、そういうことも含めて現場の実態を情報収集していく必要があるなと考えております。

樋門樋管の自動化・無動力化について

(NHK)

6月議会で県が積極的に進めていきたいと話しておりました樋門樋管の自動化についてお話を伺いたいと思います。その当時は、県の所管する施設でどのくらい自動化が進んでいるのかという現状把握がまだできていないということだったと思うんですけれども、河川課に聞いたところ、判明したということでした。3つの施設を合わせて913施設ある水門・樋門・樋管のうち350施設でフラップゲートによる無動力化が進んでいるということで、率にして大体38%余りというところですけれども、まずこういった現状の受け止めについて知事としてどのように考えているかお伺いできますか。

(知事)

例えば自動化については、安全の確保や負担軽減も含めて自動化の方向というのはありますが、全て自動化を図るべきだという方針があるわけではないです。ただ、実態も把握できていなかった状況の中で、必要に応じて自動化を図っていくことを徐々に進めてきました。そして様々なご指摘をいただきながら、実態の把握ができた状況であろうかと考えております。本県が津波のリスクもある状況の中で、津波遡上が考えられるような場所を優先的に行うなど、しっかりとした方針や見通しを持って、今後自動化を進めていくべき課題であろうなと考えております。

(NHK)

の方では、数値目標を定めて何%という形でやっていたりするんですけれども、県として具体的に数値目標を定めて見通しを立てていきたいとか、何かそういった見通しがあれば教えてください。

(知事)

今の段階でそこまで整理はできておりません。そもそも実態まで把握できていなかった状況も反省しながら、しっかり必要に応じて自動化を図っていき、全体像を見据えた上で一定の目標を定めて取り組んでいく必要があるのかなと今日の時点では受け止めております。

(NHK)

ういった自動化の状況について他県の状況なども含めて、なかなかそこまで進んでいるような状況ではなかったということが今回わかったのかなと思うんですけれども、取材してみると、やはり実際に操作されている方でもかなり高齢の方がいらっしゃったり、そもそも人がいないという事態も今後考えられるのかなと思います。今までは委託してできていたものが、これだけできなくなってくる事態が目の前に差し迫っている中で、多分繰り返しになっちゃうかもしれないんですけど、自動化を進めていきたいというところだとは思うんですが、そこについての知事としての思いを改めて教えていただけますか。

(知事)

そこは極めて重要なご指摘だと思いますし、本を正せば新富町の問題提起をしっかりと受け止めながら、今のような対応を今後図っていく必要があろうかと考えております。そうでなくても災害が激甚化・頻発化している中で、これまで通りのやり方ではなく、安全性を確保しながら、そして人口減少・高齢化が進む地域社会における防災対策をどうしていくのかというところで、今まで以上に自動化を進めていく、それから目標値を定めながら、見通しを立てながら進めていくべき課題だと受け止めております。

(共同通信)

上で終わります。

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総合政策部秘書広報課広報戦略室報道担当

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