宮崎県留置施設視察委員会の活動状況のお知らせ(令和6年度)

最終更新日:2025年3月5日

留置施設視察委員会とは

設置の趣旨

事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律(平成17年法律第50号)及び宮崎県留置施設視察委員会条例に基づき、県内警察署留置施設の運営の透明性と被留置者の適正な処遇を確保するため、宮崎県警察本部に設置されている組織です。(被留置者とは、留置施設に留置されている人のことです。)

委員会の組織

委員会は、4名の委員(法曹関係者、医療関係者、地域の代表者等)で組織されており、身分は宮崎県公安委員会が任命する非常勤の特別職の地方公務員です。

権限

県内の留置施設を視察し、運営に関して警察署長に対し意見を述べます。
また、必要があるときは、被留置者との面接について警察署長に協力を求めることができます。

視察年月日と視察先

和6年度中は、次のとおり視察が行われました。

年月日 施設名

令和6年8月8日

小林警察署留置施設

令和6年8月8日

都城警察署留置施設

令和6年9月5日

西都警察署留置施設

令和6年9月5日

高鍋警察署留置施設

令和6年10月24日

日向警察署留置施設

令和6年10月24日

延岡警察署留置施設

令和6年11月14日

宮崎南察署留置施設

令和6年11月14日

宮崎北警察署留置施設

8施設

視察委員会からの意見と、これを受けて講じた措置

察委員会からの意見に対しては、次のとおり措置を講じました。

施設面

  • 意見

置施設内の収納保管庫内の災害対策品等について、誰がいつ見ても何が保管されているか確認できる状態にするために、ラベル等を活用して整備をお願いします。

  • 措置
    災害対策品等を含め、全ての物品が一目で確認できる様にラベル等を活用して整理を行いました。

管理面

  • 意見

性専用施設について、留置担当官の業務負担軽減のため、清掃業務は会計年度任用職員に入ってもらう等、適切な人事配置をお願いします。

  • 措置

計年度任用職員としての留置業務支援員の新規採用は、令和7年度の新規事業で考慮したいと思います。

処遇面

  • 意見

食を含む食事の改善について取り組んでいただいていますが、今後ともカロリーや栄養バランスのとれた食事の提供に取り組んで下さい。

  • 措置

期的なカロリー検査を行い、カロリーや栄養バランスに配意した食事提供に努めるとともに、業者に対して朝食の改善を行いました。

総括意見

様化する被留置者(高齢者・外国人・精神疾患に羅患している者等)に対して、各警察署でそれぞれ適切に対応されていると感じました。

れからも引き続き、防災体制(備蓄食品・緊急時の避難経路対策等)の整備を充実して頂くとともに、適正な処遇をお願いします。

た、警察署長への意見につきましても、迅速的確な対応をしていただいておりますので良好です。

お問い合わせ

宮崎県警察本部警務部 総務課

電話:0985-31-0110