宮崎県留置施設視察委員会の活動状況のお知らせ(令和5年度)
最終更新日:2024年1月22日
留置施設視察委員会とは
設置の趣旨
刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律(平成17年法律第50号)及び宮崎県留置施設視察委員会条例に基づき、県内警察署留置施設の運営の透明性と被留置者の適正な処遇を確保するため、宮崎県警察本部に設置されている組織です。(被留置者とは、留置施設に留置されている人のことです。)
委員会の組織
委員会は、4名の委員(法曹関係者、医療関係者、地域の代表者等)で組織されており、身分は宮崎県公安委員会が任命する非常勤の特別職の地方公務員です。
権限
視察年月日と視察先
令和5年度中は、次のとおり視察が行われ、3名の被留置者と面接を行いました。
年月日 | 施設名 | |
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令和5年9月13日 |
小林警察署留置施設 |
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令和5年9月13日 |
えびの警察署留置施設 |
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令和5年10月25日 |
日南警察署留置施設 |
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令和5年10月25日 |
都城警察署留置施設 |
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令和5年11月8日 |
延岡警察署留置施設 |
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令和5年11月8日 |
日向警察署留置施設 |
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令和5年11月29日 |
宮崎南警察署留置施設 |
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令和5年11月29日 |
宮崎北警察署留置施設 | |
計 |
8施設 |
視察委員会からの意見とこれを受けて講じた措置
視察委員会からの意見に対しては、次のとおり措置を講じました。
施設面
- 意見
留置施設に設置しているエアコンの機械音が大きいことから、被留置者及び看守勤務員が気になるのではと感じましたので、音が小さくなるよう対策をお願いしたい。
- 措置
エアコンの修理を行なったところ改善されています。
管理面
- 意見
護送業務において、職員の負担が過度にならないような対策をお願いしたい。
- 措置
護送計画を策定する段階から特定の職員に負担が過度にならないようにしていきますし、警察本部留置係による護送応援を行い負担軽減に努めます。
処遇面
- 意見
朝食を含む食事の改善について取り組んでいただいていますが、今後ともカロリーや栄養バランスのとれた食事の提供に取り組んでください。
- 措置
定期的なカロリー検査を行い、カロリーや栄養バランスに配意した食事提供に努めるとともに、改善の必要がある場合には、業者に対して改善を申し入れします。
総括意見
面会した被留置者からは不満の声はありませんし、女性被留置者に対しても適切な処遇が行われており良好です。
また、警察署長への意見につきましても、迅速的確な対応をしていただいておりますので良好です。
お問い合わせ
宮崎県警察本部警務部 総務課
電話:0985-31-0110