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水生生物を調べてみよう!

きれいな水

カワゲラ(体長5〜10mm前後)

カワゲラ(体長5〜10mm前後)

きれいな水の指標生物である。カワゲラの幼虫は、主に水の清澄な渓流のなかの石の下や沈葉のなかに生息する。一般に急流に直面した所よりも、比較的流れの緩やかな所に生息する。カワゲラの幼虫は一見してカゲロウの幼虫とよく似ている。尾は2本で、胸の下面や腹の末端にふさ状のエラがある。足のツメは2本。日本産は約150種類。

ナガレトビケラ(体長15〜20mm前後)

ナガレトビケラ(体長15〜20mm前後)

きれいな水の指標生物である。体は細長いイモムシ状で、足は3対。腹の色は薄く、やや緑がかっている。頭と前の胸が固くなっているが他はやわらかい。肉食の種類が多く、上流の水温の低い、きれいなところにいる。幼虫は網や巣を作らずに石の上や間を歩く。

アミカ(体長7〜10mm前後)

アミカ(体長7〜10mm前後)

きれいな水の指標生物である。頭から2本の触角を突き出し、ロボットのような形をしている。腹に6個の吸盤があり、吸盤で急流の岩の上についている。

ヒラタカゲロウ(体長5〜10mm前後)

きれいな水の指標生物である。足のツメは1本で、尾は長く2本。目が上についており、体全体が平たくカレイのような形をしている。腹の両側に木の葉状の大きなエラがある。流れの速いところの石に体を密着させて生活している。

ヤマトビケラ(体長6mm前後)

きれいな水の指標生物である。体は太くてイモムシ状で、足は3対。色は茶色で、頭と胸は固くて茶色をしている。亀の甲のような砂つぶの巣をかついでいるのですぐわかる。巣の下面には頭と尾部を出す穴がある。


宮崎県衛生環境研究所
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