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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2013年第13号

第15巻第13号[宮崎県第13週(3/25〜3/31)全国第12週(3/18〜3/24)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県平成25年第13週の発生動向

定点医療機関からの報告総数は1,388人(定点あたり32.8)で、前週比88%と減少した。
前週に比べ増加した疾患は水痘で、減少した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告

【水痘】

  • 報告数は128人(3.6)で前週比124%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値(3.3)の約1.1倍である。日南(6.0)、宮崎市(5.5)保健所からの報告が多く、年齢別では1歳から4歳が全体の約8割を占めた。

【インフルエンザ】

  • 報告数は680人(11.5)で前週比80%と減少した。例年同時期の定点あたり平均値(10.6)の約1.1倍である。小林(25.4)、延岡(24.0)、日南(21.0)保健所からの報告が多く、年齢別では5歳以下が全体の23%、6〜9歳が31%、10〜14歳が28%、15〜19歳が4%、20歳代から50歳代が12%、60歳以上が2%を占めた。

基幹定点からの報告
  • 細菌性髄膜炎:宮崎市(1人)保健所から報告された。患者は10歳代で病原体は不明。
  • マイコプラズマ肺炎:宮崎市・高鍋(各1人)保健所から報告された。患者は1歳と4歳であった。
流行警報レベル開始基準値超過疾患

全数把握対象疾患

  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    結核4例。
  • 3類感染症
    報告なし。
  • 4類感染症
    レジオネラ症1例。
  • 5類感染症
    風しん1 例。

全数把握対象疾患累積報告数(2013年第1週〜13週)

( )内は今週届出分、再掲

全国第12週の発生動向

定点医療機関あたりの患者報告総数は21.4で、前週比88%と減少した。今週増加した主な疾患は水痘で、減少した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎であった。

水痘の報告数は3,654人(1.2)で、前週比107%と増加した。宮崎県(2.9)、沖縄県(2.7)、山口県(2.6)からの報告が多く、年齢別では1歳から5歳が全体の約8割を占めた。

インフルエンザの報告数は33,274人(6.8)で、前週比83%と減少した。石川県(18.6)、愛知県(18.3)、山口県(17.1)からの報告が多く、年齢別では5歳以下が26%、6〜9歳が28%、10〜14歳が19%、15〜19歳が3%、20歳代から50歳代が19%、60歳以上が5%を占めた。

全数把握対象疾患(全国第12週)

  • 風しん:東京都(93例)、神奈川県(50例)、大阪府(30例)からの報告が多い。

インフルエンザ情報《県内第13週、全国第12週(再掲)》

県内13週インフルエンザ発生動向
平成25年3月25日〜3月31日までの1週間で680人(定点あたり11.5)の報告があり、前週の約8割に減少した(図1)。例年同時期の定点あたり平均値(10.6)の約1.1倍である。保健所別報告数を(図2)、年齢群別患者発生割合を(図3)に示す。

全国第12週インフルエンザ発生動向

平成25年3月18日〜3月24日までの1週間で33,274人(6.8)の報告があり、前週比83%と減少した。石川県(18.6)、愛知県(18.3)、山口県(17.1)からの報告が多く、年齢別では5歳以下が26%、6〜9歳が28%、10〜14歳が19%、15〜19歳が3%、20歳代から50歳代が19%、60歳以上が5%を占めた。

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