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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2013年第33号

第15巻第33号[宮崎県第33週(8/12〜8/18)全国第32週(8/5〜8/11)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県平成25年第33週の発生動向

定点医療機関からの報告総数は698人(定点あたり25.6)で、前週比99%と横ばいであった。
前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と流行性角結膜炎で、減少した主な疾患は手足口病であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告

【手足口病】

  • 報告数は155人(4.3)で前週比61%と減少した。例年同時期の定点あたり平均値*(3.6)の約1.2倍である。日向(9.0)、宮崎市(6.1)保健所からの報告が多く、年齢別では6ヶ月から2歳が全体の約7割を占めた。

【RSウイルス感染症】

  • 報告数は52人(1.4)で前週比168%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(0.67)の約2.2倍で、例年同時期より多い状態が続いている。延岡(4.3)、都城(2.8)保健所からの報告が多く、年齢別では6ヶ月から1歳が全体の約7割を占めた。
  • * 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

流行警報レベル開始基準値超過疾患

全数把握対象疾患(33週までに届出のあったもの)

  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    結核4例。
  • 3類感染症
    腸管出血性大腸菌感染症2例。
  • 4類感染症
    デング熱1例、日本紅斑熱1例。
  • 5類感染症
    報告なし。

全数把握対象疾患累積報告数(2013年第1週〜33週)

( )内は今週届出分、再掲

全国第32週の発生動向

定点医療機関あたりの患者報告総数は18.3で、前週比92%と減少した。今週増加した主な疾患はRSウイルス感染症で、減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナであった。

RSウイルス感染症の報告数は1,305人(0.43)で前週比123%と増加した。鹿児島県(1.6)、福岡県(1.3)、山口県(1.2)からの報告が多く、年齢別では2歳以下が全体の約9割を占めた。

手足口病の報告数は24,280人(8.0)で前週比92%と減少した。新潟県(21.0)、山梨県(17.9)、埼玉県(14.1)からの報告が多く、年齢別では1歳から3歳が全体の約7割を占めた。

全数把握対象疾患(全国第32週)

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