第15巻第48号[宮崎県第48週(11/25〜12/1)全国第47週(11/18〜11/24)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所
定点医療機関からの報告総数は1,240人(定点あたり37.9)で、前週比120%と増加した。
前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎と水痘で、減少した主な疾患は手足口病であった。
【水痘】


定点医療機関あたりの患者報告総数は14.1で、前週比111%と増加した。今週増加した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は手足口病であった。
インフルエンザの報告数は1,319人(0.27)で前週比193%と増加した。北海道(1.3)、沖縄県(0.95)、佐賀県(0.82)からの報告が多く、年齢別では5歳以下が全体の26%、6-9歳が24%、10-14歳が14%、15-19歳が4%、20歳以上が32%を占めた。
感染性胃腸炎の報告数は21,088人(6.7)で前週比117%と増加した。宮崎県(17.5)、熊本県(11.7)、富山県(11.6)からの報告が多く、年齢別では1歳から4歳が全体の約半数を占めた。