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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2014年第13号

第16巻第13号[宮崎県第13週(3/24〜3/30)全国第12週(3/17〜3/23)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県平成26年第13週の発生動向

A型肝炎(全数把握対象):今週1例の届出があり、今年の県内累計は15例となった。

・定点医療機関からの報告総数は1,599人(定点あたり36.6)で、前週比82%と減少した。前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。減少した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告

【インフルエンザ】

  • 報告数は899人(15.2)で前週比67%と減少した。例年同時期の定点あたり平均値*(11.6)の約1.3倍である。小林(30.4)、中央(28.0)保健所からの報告が多く、年齢別では5歳以下が全体の31%、6〜9歳が23%、10〜14歳が20%、15〜19歳が2%、20歳代〜50歳代が20%、60歳以上が4%を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

【感染性胃腸炎】

  • 報告数は430人(11.9)で前週比88%と減少した。例年同時期の定点あたり平均値*(13.3)の約9割である。小林(32.3)保健所からの報告が多く、年齢別では1歳から4歳が全体の約4割を占めた。

基幹定点からの報告
  • 感染性胃腸炎(ロタウイルス):高鍋保健所管内から1人報告された。患者は89歳で群別不明。
流行警報レベル開始基準値超過疾患

全数把握対象疾患(13週までに新たに届出のあったもの)

  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    結核5例。
  • 3類感染症
    腸管出血性大腸菌1例。
  • 4類感染症
    A型肝炎1例。
  • 5類感染症
    報告なし。

全数把握対象疾患累積報告数(2014年第1週〜13週)

( )内は今週届出分、再掲

全国第12週の発生動向

定点医療機関あたりの患者報告総数は29.5で、前週比84%と減少した。今週大きく増加した疾患はなかった。減少した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎であった。

インフルエンザの報告数は91,954人(18.6)で、前週比82%と減少した。福井県(40.0)、岩手県(33.7)、宮城県(29.4)からの報告が多く、年齢別では、5歳以下が全体の26%、6〜9歳が28%、10〜14歳が21%、15〜19歳が4%、20歳代〜50歳代が17%、60歳以上が4%を占めた。

全数把握対象疾患(全国第12週)

インフルエンザ情報《県内第13週、全国第12週(再掲)

県内第13週インフルエンザ発生動向
平成26年3月24日〜3月30日までの1週間で899人(定点あたり15.2)の報告があり、前週の約7割に減少した(図1)。例年同時期の定点あたり平均値(11.6)の約1.3倍である。保健所別報告数の推移を(図2)、年齢群別報告数の推移を(図3)に示す。

全国第12週インフルエンザ発生動向

平成26年3月17日〜3月23日までの1週間で91,954人(定点あたり18.6)の報告があり、前週比82%と減少した。福井県(40.0)、岩手県(33.7)、宮城県(29.4)からの報告が多く、年齢別では、5歳以下が全体の26%、6〜9歳が28%、10〜14歳が21%、15〜19歳が4%、20歳代〜50歳代が17%、60歳以上が4%を占めた。

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