第16巻第22号[宮崎県第22週(5/26〜6/1)全国第21週(5/19〜5/25)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所
【咽頭結膜熱】
- 報告数は52人(1.4)で前週比133%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(0.81)の約1.8倍であった。中央(6.0)、日南(3.7)保健所からの報告が多く、年齢別では6ヶ月から1歳が全体の約半数を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

定点医療機関あたりの患者報告総数は17.3で、前週比99%と横ばいであった。今週増加した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナで、減少した主な疾患はインフルエンザと水痘であった。
手足口病の報告数は796人(0.25)で、前週比139%と増加した。宮崎県(2.6)、熊本県(2.5)、大分県(2.2)からの報告が多く、年齢別では1〜3歳が全体の約7割を占めた。
ヘルパンギーナの報告数は786人(0.25)で、前週比147%と増加した。熊本県(3.3)、佐賀県(1.6)、山口県(0.96)からの報告が多く、年齢別では1〜3歳が全体の約7割を占めた。