所長挨拶 研究所の紹介 発表・調査研究 情報・ニュース 宮崎県感染症情報センター 見学と研修のお申し込み リンク集 お問い合わせ

宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2014年第24号

第16巻第24号[宮崎県第24週(6/9〜6/15)全国第23週(6/2〜6/8)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県第24週の発生動向

全数報告の感染症(24週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    結核4例。
  • 3類感染症
    報告なし。
  • 4類感染症
    日本紅斑熱1例。
  • 5類感染症
    侵襲性肺炎球菌感染症1例。

全数把握対象疾患累積報告数(2014年第1週〜24週)

( )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

  • 定点医療機関からの報告総数は849人(定点あたり27.9)で、前週比114%と増加した。前週に比べ増加した主な疾患は手足口病と流行性角結膜炎であった。減少した主な疾患は感染性胃腸炎と水痘であった。
インフルエンザ・小児科定点からの報告

【手足口病】

  • 報告数は153人(4.3)で前週比134%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(2.8)の約1.5倍であった。日南(9.7)、宮崎市(5.6)、延岡(5.3)保健所からの報告が多く、年齢別では1歳から2歳が全体の約6割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

【ヘルパンギーナ】

  • 報告数は80人(2.2)で前週比136%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(2.7)の約0.8倍である。年齢別では6ヶ月から1歳が全体の約6割を占めた。

流行警報レベル開始基準値超過疾患

病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部 平成26年6月17日までに検出)

細菌

ウイルス

全国第23週の発生動向

全数報告の感染症(全国第23週)

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比89%と減少した。今週増加した主な疾患は咽頭結膜熱とヘルパンギーナで、減少した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎であった。

咽頭結膜熱の報告数は2,663人(0.85)で、前週比113%と増加した。福井県(2.8)、富山県(2.0)、鹿児島県(1.8)からの報告が多く、年齢別では1〜3歳が全体の約6割を占めた。

ヘルパンギーナの報告数は1,525人(0.48)で、前週比133%と増加した。熊本県(3.3)、山口県(2.3)、大分県(1.8)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。

PDFファイルダウンロード


宮崎県衛生環境研究所
〒889-2155 宮崎市学園木花台西2丁目3-2 / 電話.0985-58-1410 FAX.0985-58-0930