第16巻第25号[宮崎県第25週(6/16〜6/22)全国第24週(6/9〜6/15)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所
【手足口病】
- 報告数は142人(3.9)で前週比93%と減少した。例年同時期の定点あたり平均値*(3.6)の約1.1倍であった。日南(11.3)、延岡(5.5)、高千穂(5.0)保健所からの報告が多く、年齢別では1歳から2歳が全体の約半数を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比95%とやや減少した。今週増加した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナで、減少した主な疾患は感染性胃腸炎と水痘であった。
手足口病の報告数は1,512人(0.48)で、前週比123%と増加した。大分県(5.1)、宮崎県(4.3)、鹿児島県(2.3)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。
ヘルパンギーナの報告数は2,689人(0.85)で、前週比177%と増加した。山口県(3.9)、熊本県(3.8)、大分県(3.1)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。