第16巻第26号[宮崎県第26週(6/23〜6/29)全国第25週(6/16〜6/22)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所
【手足口病】
- 報告数は178人(4.9)で前週比125%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(4.5)の約1.1倍であった。日南(17.7)、高千穂(16.0)、高鍋(6.0)保健所からの報告が多く、年齢別では1歳から2歳が全体の約6割を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比100%と横ばいであった。今週増加した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナで、減少した主な疾患は感染性胃腸炎と水痘であった。
手足口病の報告数は1,824人(0.58)で、前週比121%と増加した。大分県(4.3)、宮崎県(3.9)、鹿児島県(2.2)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。
ヘルパンギーナの報告数は4,125人(1.3)で、前週比154%と増加した。鳥取県(6.1)、山口県(4.6)、宮崎県(3.7)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。