第16巻第27号[宮崎県第27週(6/30〜7/6)全国第26週(6/23〜6/29)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所
【手足口病】
- 報告数は113人(3.1)で前週比63%と減少した。例年同時期の定点あたり平均値*(5.1)の約0.6倍であった。日南(11.3)保健所からの報告が多く、年齢別では1歳から3歳が全体の約7割を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比99%と横ばいであった。今週増加した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナで、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎であった。
手足口病の報告数は2,088人(0.66)で、前週比114%と増加した。宮崎県(4.9)、大分県(4.1)、福岡県(2.3)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。
ヘルパンギーナの報告数は5,479人(1.7)で、前週比133%と増加した。鳥取県(6.4)、宮崎県(4.5)、山口県(4.3)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。