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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2014年第28号

第16巻第28号[宮崎県第28週(7/7〜7/13)全国第27週(6/30〜7/6)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県第28週の発生動向

全数報告の感染症(28週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    結核3例。
  • 3類感染症
    腸管出血性大腸菌感染症3例。
  • 4類感染症
    日本紅斑熱1例。
  • 5類感染症
    報告なし。

全数把握対象疾患累積報告数(2014年第1週〜28週)

( )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

  • 定点医療機関からの報告総数は742 人(定点あたり21.9)で、前週比87%と減少した。前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎と手足口病で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と水痘であった。
インフルエンザ・小児科定点からの報告

【手足口病】

  • 報告数は142人(3.9)で前週比126%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(5.3)の約0.7倍であった。日南(10.3)、小林(7.3)、延岡(5.5)保健所からの報告が多く、年齢別では1歳から2歳が全体の約6割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

【ヘルパンギーナ】

  • 報告数は188人(5.2)で前週比99%と横ばいであった。例年同時期の定点あたり平均値*(6.0)の約0.9倍であった。延岡(19.0)、日向(9.0)、日南(6.3)保健所からの報告が多く、年齢別では 1歳から2歳が全体の約6割を占めた。

流行警報レベル開始基準値超過疾患

病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部 平成26年7月14日までに検出)

細菌

ウイルス

全国第27週の発生動向

全数報告の感染症(全国第27週)

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比101%と横ばいであった。今週増加した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナで、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎であった。

手足口病の報告数は2,460人(0.78)で、前週比118%と増加した。大分県(4.9)、宮崎県(3.1)、福岡県(3.1)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。

ヘルパンギーナの報告数は8,010人(2.5)で、前週比146%と増加した。鳥取県(7.2)、宮崎県(5.3)、奈良県・大阪府(各5.0)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。

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