第16巻第31号[宮崎県第31週(7/28〜8/3)全国第30週(7/21〜7/27)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所
【咽頭結膜熱】
- 報告数は43人(1.2)で前週比143%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(0.75)の約1.6倍であった。日南(3.7)保健所からの報告が多く、年齢別推移はグラフのとおりである。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比83%と減少した。今週大きく増加した疾患はなかった。減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎とヘルパンギーナであった。
手足口病の報告数は3,508人(1.1)で、前週比90%と減少した。福岡県(5.2)、大分県(3.6)、石川県(3.5)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。
ヘルパンギーナの報告数は12,979人(4.1)で、前週比83%と減少した。山梨県(7.6)、東京都(7.4)、埼玉県(6.5)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。